新学術領域「ハイブリッド量子科学」公募研究について

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公募研究

公募研究を通して、本新学術領域の研究に参加することができます。公募は領域期間中2回、平成27年、平成29年の秋に、文部科学省より告知されます。公募研究の公募要領、申請用紙については、文科省のホームページよりダウンロードできます。
公募研究期間は2年間で、平成28年度からと30年度からの実施を予定しています。再応募も可能です。多くの申請をお待ちしております。

平成27年度新学術領域「ハイブリッド量子科学」公募研究募集における領域代表からのメッセージ

平成27年度に発足した新学術領域「ハイブリッド量子科学」では、平成30年度からスタートする公募研究を募集しています。この領域は電荷(クーパー対)、スピン(核スピン)、フォトン、フォノンなど異なる物理量を量子的に結合させる基礎研究を追求し、それを高感度量子計測や新しい物理の進展につなげていこうとするものです。これまでコヒーレント制御などに取り組んできた研究者や、古典的なシステムや新規材料の研究から技術を活かして量子的な方向に研究を拡張したい研究者、新学術領域に参加している研究分担者と共同して新境地を拓きたい研究者など、様々な提案を歓迎致します。詳細は領域代表者をはじめ各研究班の班長、分担者にお問い合わせください。皆様からの積極的な提案をお待ちしています。

新学術領域研究(研究領域提案型)の研究概要

ハイブリッド量子科学

領域略称名: ハイブリッド量子
領域番号: 2703
設定期間: 平成27年度~平成31年度
領域代表者: 平山 祥郎
所属機関:

東北大学大学院理学研究科

 

本領域は電荷、クーパー対、スピン、核スピン、フォトン、フォノンなど異なる物理量を量子力学的に結合するハイブリッド量子系の基礎科学を追究し、高感度磁気センサー、少数(単一)スピン計測、微小質量検出、高感度物性測定などに結びつけることを目指している。超高感度・多機能量子計測などに代表されるハイブリッド量子系の機能を最大限に活用したQuantum Enabled Technologyを探究することで、工学、理学から医学に至る幅広い分野にインパクトをもたらすのみならず、種々の材料、様々な物理量に対する量子もつれ物理の探求といった新しい学術領域を確立するものである。

研究項目A01では、電荷(クーパー対を含む)、スピン、核スピンの量子的な結合の制御と、これらのフォトン、フォノンとの結合、A02ではフォトンの高度な制御技術の確立とフォトンと他の物理量の量子的な結合、A03ではフォノンの高度な制御技術の確立とフォノンと他の物理量の量子的な結合、A04ではハイブリッド量子科学の実現に向けた理論構築を推進する。

実験研究は研究内容からA01~A03の一番近い研究項目を選択し、理論研究はA04への応募を原則とするが、ハイブリッド量子系を目指す本領域の特徴として、例えば、スピンとフォノン、フォトンとフォノンを結びつけるなど、各研究項目をまたぐ研究提案を大いに歓迎する。また、従来、量子的な制御の研究を進めてきた研究者以外に、ユニークなナノ材料や高度な構造制御技術を有する研究者が、ノウハウや知識を活かしてハイブリッド量子系に挑戦しようとする意欲的な研究提案も期待する。応募上限額に関しては、予備的な研究成果が出ており実現性の高いものに900万円、萌芽的な研究に600万円、理論研究に400万円を設定している。

本領域では、計画研究代表者等が所有する電子ビームリソグラフィなどの製造装置や希釈冷凍機などの測定装置を領域内で共同利用するための領域内インターンシップも総括班で準備しており、これらを積極的に活用する公募研究も歓迎する。なお、共同利用を希望する場合は、共同利用できる装置をホームページで確認の上、研究のどの部分にどのような装置の使用を希望するかを研究計画調書に明記されたい。

研究項目

応募上限額

採択目安件数

A01 電荷、スピンをベースにした
ハイブリッド量子系の研究


実験系:900万円

実験系:600万円

理論系:400万円

3件

6件

3件

A02 フォトンをベースにした
ハイブリッド量子系の研究


A03 フォノンをベースにした
ハイブリッド量子系の研究


A04 ハイブリッド量子系の
理論研究

本領域で共同利用できる装置類:

東北大学・平山グループ(仙台市・青葉山)
電子ビームリソグラフィ装置、ウェハボンディング装置、希釈冷凍機

理研・石橋グループ(和光市)
4He冷凍機、酸化膜・窒化膜形成装置、RIEエッチング装置

東大生研・平川グループ(東京都・駒場)
3He
ドライ冷凍機、原子層堆積装置(ALD)、フーリエ分光器

なお、装置の詳細についてさらに説明を希望される方は<sgr.secre@ml.tohoku.ac.jp>まで連絡して下さい。

申請書等については文部科学省のウェブサイトからダウンロードしてください。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1394561.htm

公募研究について

様々な提案を歓迎いたします。研究内容についての詳細は領域代表者をはじめ各研究班の班長、分担者に問い合わせください。

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