NII成果発表会の報告

2016.10.11

東北大学 冨松 透

5月27日に国立情報学センターのオープンハウスで、新学術領域「ハイブリッド量子科学」の研究紹介を含めた成果発表会を開催しました。発表会は平山教授の講演で始まり、専門の異なる研究グループが一丸となって、異なる物理量の量子結合系の科学を追及する魅力を語っていただきました。“量子性”についての要点を噛み砕いた解説や、量子結合系の物理の応用や展望に関する内容は、多くの聴講者の興味を引いたのではないかと思います。理論グループ代表の根本教授からはハイブリッド量子系における理論的アプローチの意義に関するお話があり、実験班の教授陣からは各分野のホットな話題の提供と成果発表がありました。講演の内容はどれも聴講者の好奇心をかきたてるものだったと思います。その後のパネルディスカッションは、会場全体が量子系の新しい物理について考えを巡らせる雰囲気に包まれ、有意義な議論が展開されました。

発表会は100名以上の方にご来場いただき、「ハイブリッド量子科学」研究の魅力と活動の熱気が、多くの研究者に伝わったのではないかと思います。