【プレスリリース】熱の波動性を用いた熱伝導制御に成功

東京大学生産技術研究所

野村 政宏

熱伝導は熱の運び手であるフォノンの移動で説明され、ほぼ全ての熱伝導現象は粒子的な描像で説明されてきました。

【プレスリリース】世界初の固体集熱に成功

2017.08.03

東京大学生産技術研究所 野村 政宏

熱は固体中を四方八方に拡散するため、特定の方向に熱をより多く流すことはできず、より高度な熱マネジメントの実現に必要な熱流制御技術への期待が高まっています。本研究では、シリコン薄膜に規則正しくナノサイズの円孔を配列し、熱の運び手であるフォノンが直線的に移動する構造を形成することで、熱流に指向性を持たせることが可能なことを実証しました。

【プレスリリース】量子集積メモリに道を開く光スピン制御の 新原理実証

~量子コンピュータや量子通信の高速化を可能に~

2017.06.05

横浜国立大学 小坂 英男

量子情報計算、量子情報通信と呼ばれる量子力学の法則を利用した次世代の量子情報技術の登場によって、従来の計算能力を凌駕するコンピュータや、絶対に安全な通信を実現できることが期待されています。

【プレスリリース】量子ホール系における核スピン偏極の相反性を発見

2017.04.18

東北大学 平山 祥郎

~ 量子ホール系における核スピン偏極の基本的な特性解明~
東北大学大学院理学研究科の平山祥郎教授、長瀬勝美助手、中国吉林大学のHongwu Liu教授、Kaifeng Yang研究員、アメリカオクラホマ大学のM. B. Santos教授、T. D. Mishima研究員のグループは、量子ホールの端状態が存在する構造と存在しない構造で核スピンの偏極特性を比較することで、量子ホール効果のもとになる試料端における方向の決まった電子の流れが核スピン偏極やそれをもとにした抵抗で検出する核磁気共鳴(NMR)に与える影響をはじめて明確にしました。

トポロジカル絶縁体の表面金属状態の絶縁化

-特殊な電気磁気効果観測のための物質基盤を確立-

2017.03.02

理化学研究所 川村 稔

 理化学研究所の茂木将孝 研修生(東京大学大学院工学系研究科)、川村稔 専任研究員らの研究グループは、磁性層と非磁性層を交互に積み重ねたトポロジカル絶縁体積層薄膜を作製することで、特殊な電気磁気効果の発現が期待される新しい量子状態を実現することに成功しました。