傾斜歪超構造によるスピン・フォノン結合制御とフォトン励起

2017.10.31

東京大学 田畑 仁

ガーネット型酸化鉄の極薄膜において、傾斜格歪の存在を実験的に明らかにし、空間反転対称性の破れに伴う、電気的・光学的物性異常を確認しました。

光格子中原子の単一原子の観測と制御法の開発.

京都大学 高橋 義朗

2017.09.01

近年、2次元光格子に導入された超低温の原子集団について、単一サイトの空間分解能で単一原子を観測する技術である量子気体顕微鏡が開発されました。その高い制御性から究極の量子シミュレーターの実現が期待されています。

【プレスリリース】熱の波動性を用いた熱伝導制御に成功

東京大学生産技術研究所

野村 政宏

熱伝導は熱の運び手であるフォノンの移動で説明され、ほぼ全ての熱伝導現象は粒子的な描像で説明されてきました。

【プレスリリース】世界初の固体集熱に成功

2017.08.03

東京大学生産技術研究所 野村 政宏

熱は固体中を四方八方に拡散するため、特定の方向に熱をより多く流すことはできず、より高度な熱マネジメントの実現に必要な熱流制御技術への期待が高まっています。本研究では、シリコン薄膜に規則正しくナノサイズの円孔を配列し、熱の運び手であるフォノンが直線的に移動する構造を形成することで、熱流に指向性を持たせることが可能なことを実証しました。

カーボンナノチューブのエネルギー準位

2017.08.01

東北大学 泉田 渉

カーボンナノチューブの発見以降、これまで多くの研究がなされてきました。なかでも電子スピン状態に関する知見はスピントロニクスの観点からも重要です。しかしスピン状態に関する詳細がわかってきたのは比較的最近のことです。私たちはナノチューブの電子状態を理論計算により調べました。