位相緩和の影響下で古典限界を超えた感度を実現する量子計測

2018.04.04

NTT物性科学基礎研究所 松崎 雄一郎

量子ビットを用いた磁場センサは、生物学や工学での応用が期待されています。古典的な磁場センサでは、磁場の推定誤差δBは積算時間Tに対してδB∝1/T0.5というスケール則に従います。

量子ポイントコンタクトにおける動的な核スピン分極

2018.03.30

茨城大 青野 友祐

電子スピンは磁場を用いてスピン偏極を容易に偏極できますが、核スピンでは容易ではありません。核スピン分極を引き起こす方法の一つとして、電子と核スピンの間のスピンフリップフロップを用いて、核スピンへの分極を実現する、動的核スピン分極(DNP)と呼ばれる方法があります。

光子-電子コヒーレント操作に向けたEr位相緩和時間の長寿命化

2018.03.15

NTT物性科学基礎研究所 俵 毅彦

エルビウム(Er)希土類元素の同位体純化により、167Er超微細構造準位間光学遷移の位相緩和時間T2の長寿命化に成功しました。

半導体ドット中の単一Crスピンの検出と制御

2018.03.12

筑波大学数理物質系 黒田 眞司

近年、種々の系で単一のスピンを操作し、量子演算への応用を目指した研究が行われています。私たちは単一スピンの系として量子ドット中に遷移元素の原子1個を含む試料を対象とし、ドット中の単一磁性スピンの振舞いを調べ、制御する手法の開拓を目指して研究を行っています。

ナノ光ファイバーを用いたダイヤモンドナノワイヤー中のNV中心からの高効率な光子の取り出し

2018.03.09

早稲田大学 青木 隆朗

ダイヤモンド結晶中のNV中心は優れた光学特性を持つことから、単一光子源や量子メモリ等、光子との相互作用を活用した多くの研究が進められています。